Hafu Photo Factory

ずいぶん日記さぼってましたが、ＮＹから帰って来てから休みが全くありません。
怒濤のごとく続く撮影（２本立ての日が２日）にちょっと疲れてます。
色んな仕事がありますがブログにアップできない写真がほとんどなのが残念です。
毎日感動の日々なのですが特に感動したのが桂　歌丸師匠とアップしてある味の素の古い電車用の広告。時間がない中、新宿末広亭の楽屋で歌丸師匠の撮影。子供の頃から笑点で見てた人。小円遊師匠とのバトルは最高！あれを越えるものは未だにないね。そして撮影開始！なんの注文もしてないのに２～３枚撮ると微妙にポーズを変えてくれるのです。正座、右手に扇子、扇子を立てる。そのまま手を使った大きな動き。そして左手に扇子、扇子を立てる。そのまま手を使った大きな動き。そしてカメラポジションを変えるとシャッターを切った枚数が多かったアクションをしてくださる。ライターのインタビューが続く中、こっそり機材を片付け始めると、そこで歌丸師匠が一服はじめる。凄すぎる。これぞプロであり本物のすごさだ。すっかり飲まれてしまいました。何枚撮ってもポーズも変えられないボケ共に見せてあげたいね。でもいっしょにいたライターの坂岡は相変わらずマイペース。気がつけよ！やはり天才は天才を知る、最高のバトルでした。歌丸師匠、かっこよすぎ。
そして今日、味の素の仕事で行ってきた川崎工場。そこにあった昔の広告。いいでしょ。広告の本質がこの手書きの絵の柔らかさにでてるね。水彩画という最も難しい技法で書かれたこの広告絵に魅せられたね。広報の人に「これ欲しい！」ととりあえず言ってみたけどだめでした。仕事が一段落したらまた絵を描きたくなりました。ちなみに自分はパステルで書きます。簡単なので（＾＾）（濱口）